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山陰本線 益田~長門市間

活性化のための増便嘆願署名に御協力を!

嘆願署名用紙つき

山陰本線(下り)益田~東萩~長門市の1日の便数の変遷
 時代 益田→長門市  益田→東萩  東萩→長門市 
 1970年12月 14 (うち 特1 急3)  ―
 1987年4月
(JR発足時)
12 (うち 特1 急2)  ―
 2009年7月  ―
 2012年4月  2
ダイヤ上では、益田→東萩、東萩→長門市 となっていても、実質、乗り換えなし、接続という便は、益田→長門市に分類しました。
(ただし、その運行形態の列車は、2009年ダイヤで1本のみです)
現在、益田~長門市に、特急はおろか、急行も、快速も存在しません。

 山陰本線、益田~長門市間(85.1キロ)のダイヤが、2012年春のダイヤ改正で著しく悪くなりました。たとえば、益田9時04分発の次の列車がなんと13時27分なのです。その9:04益田発でさえ、長門市までは行かず途中の東萩止まり。益田7時50分発長門市行きに乗り遅れると、長門市に行くのには13時27分まで待たないとダメなのです。(益田駅9時04分発に乗っても東萩駅で3時間以上の接続待ちとなります)。さらに、2016年での改正では、本数こそ変わっていませんが、長門市から益田に行く場合、7時53分発の後、16時19分まで9時間以上もありません。(9時8分発がありますが、東萩での接続時間が4時間あるので、この列車は益田行きとは考えません)。ちなみに、益田~東萩にバスはありません。

 2012年春の改正で、無くなった列車は、どれも最低限復活を強く望みたいところですが、一番、利用者にとって厳しいのは益田発11:03長門市行き、東萩11時台発の長門市行きが無くなったこと、また、2016年の改正で長門市発12時57分発がなくなったこでしょう。ちなみにこの列車、しばしば利用していましたが、利用者は少ないものの空気だけを運んでいる列車では決してありませんでした。2便の列車を1便にしたところで、その1便に2倍の乗客が乗るというものではありません。それどころか、一層、乗客離れは進むでしょう。また、車両自体も、益田~長門市間の列車はキハ120というレールバスのような小型気動車ですが、この区間のキハ120にだけ砂撒き装置がついておらず、落ち葉の季節には車輪が空転し、著しいダイヤの遅延が発生します。また、線路も脆弱で制限速度15~30という箇所もあります。線路脇の木々の剪定も行なわれていません。
 JR西日本には「きく象くん」という投書箱があるので、ダイヤ改善を投書してみましたが、「(通学時間帯以外)利用者が少ないので」と、最初から上層部が用意した回答を繰り返すだけで、担当者は、上層部に意見を汲み上げて進言しようとする熱意など、まったく感じられませんでした。
 実は、2012年春のダイヤ改正(減便)については、益田駅の職員や、現場の運転手でさえも首を捻っているのです。しかし、この路線の管轄は広島支社であり、益田駅、東萩駅、長門市駅に陳情してもラチが開かないのです。さらに深刻なのは、この路線については、山陰本線を東西に移動するための利用者は必ずいるものの、地元の人間は学生以外は利用者が非常に少ないため、減便に関して関心(危機感)がほとんどないということがあります。山陰本線は、京都から幡生(下関のひとつ手前の駅)までの673.8キロという日本最長の路線です。JRが民営化する直前までは山陰本線を横断する長距離列車も走っていましたが、現在では1本の路線というより実質的には、京都~福知山~城崎~鳥取~出雲市~益田~長門市~幡生に細分化され運行されています。米子方面から益田までは、線路も高速対応で、特急、快速、各停が、本数こそ決して多いとは言えませんが、それなりに走っています。しかし、下りの特急列車は、益田止まりか、そこからすべて山口線に入ってしまいます。また、益田市民は、新山口(小郡)に列車で出るか、車で新岩国に出ます。萩市民は、車で新山口へ。長門市民は厚狭または車で新山口に出ます。そのため、これら3つの市は、山陰本線では隣同士の町ですが、学生を除く人たちで、益田~萩~長門市を山陰本線で利用する人は決して多くはありません。しかし、山陰本線を東西に結ぶ路線なので観光客などの利用者がそれなりにいるのです。(ただし、観光客はダイヤに合わせて乗車するので、減便に対して声を上げてもらえそうにありません)

 JR西日本は福知山線事故以来「安全『考動』計画」だの、いろいろなアナウンスをしていますが、新幹線と国鉄から引き継いだ、うまみのある路線は重宝し、採算が悪い路線は、廃線に追い込もう、あるいは、第三セクターに押し付けようとする姿勢が見え見えです。利益の上がりにくい路線を切り捨て、利益を上げようとするのであれば、素人でもできることです。
 このままだと、山陰本線、益田~長門市間は、不便な路線が一層不便になって、本当に廃線、あるいは、第三セクター化されてしまいます。鉄道の主要幹線については、これから再び重要性を増してくる部分も少なくないと思われます。 一人の意見ではJR西日本は動いてくれそうにもありません。
 益田~萩~長門の沿線住民の方、否にかかわらず、最低限2012年春のダイヤ改正以前の本数に戻るように、JR西日本広島支社に、一緒に嘆願をお願い申し上げます。
 署名は各自でJR西日本広島支社に郵送するよりも、一括提出した方が効果的だと思われますので、お手数でも、当方まで郵送をお願い申し上げます。(署名によって得られた個人情報は一切流用、流出いたしません。その点が御心配な方は、JR西日本広島支社お客様係まで直送お願いします)。また、署名活動に協力していただける方、該当地区の店舗経営者様などで署名の中間とりまとめをお願いできる方も探しております。

短期的に解決しにくい問題だと考えています。2016年3月現在も署名収集中です。
2013年11月 署名10名
ありがとうございました。

2016年4月
ネット署名を新たに開始。



■署名用紙を使って署名する・署名を集める■

ここから署名用紙をダウンロードする。
②下記アドレス宛に署名に相当する嘆願メールを送信する。
(件名は「益田~長門市間 JR増便嘆願書」としてください)


■署名の回収方法■
①電子メール
②電子メールに署名したPDFファイルを添付
③下記住所に郵送


■インターネットによる署名■
インターネットによる署名は以下から
中野吉宏 (行商人)
651-0191 神戸ポート郵便局 私書箱267号 中野吉宏
windows2008●kobeport.net
スパム防止のため●を@に置き換えて送信してください。



2013年8月9日UP