小回り(不整地) 中央トリプル降り場(下から見て)右側斜面 鉢伏頂上リフト乗り場に向かって 凸凹は使わず。バーンやや荒れて硬い。
フリー 中央トリプル 最大傾斜部分
大回り(ナチュラル) 中央トリプル 最大傾斜部 重い湿雪
小回り(ナチュラル) 中央トリプル メインバーン 中間部 重い湿雪のため2検定員によりデラパージュ
2級はスタート地点を若干下げる。(小回りを除く)
検定時の気温 かなり暖かい
天候 晴れ
事前講習10:00~12:00
検定会:12:20~14:00
合格発表:16:00
中野吉宏 (主任検定員)
黒田守人 (検定員 1級事前講習)
長田敏雄 (検定員 2級事前講習)
スタート係 土生田正樹
1級の合格点は70点、2級は65点。1級の70点と2級の65点には関連性はありません。(2級で66点の人が、1級を受検すると66点という意味ではありません)。点数はオフィシャルブックに基づき、3人の検定員の評価の平均値(小数点以下四捨五入)を採用していますが、3検定員全員が合格点を与えた種目は太字表示としています。ビフ172番は64歳のため年齢による調整は行っていません。(年齢による配慮は65歳以上)
1級は全員が、このはな検定のリベンジ組となりました。不整地小回りではバンクラインは事前講習時バーンが硬く使用しませんでした。バンク横のオフピステバーンを使いましたが、凸凹こそないものの硬く荒れたエッジングが難しいバーンで、難易度は低くなかったと言えます。受験者の滑りも硬く、とりこぼしの原因となりました。それ以外の種目では、全体として手堅く滑られた感じがあります。前回受検時のマイナスポイントを十分に修正されて来られた方もいました。フリー検定時時、緊張から硬い滑りをしていたビフ174番ですが、ボーダーが滑走ラインに絡んできて接触しそうになった時に、素晴らしい潜在能力の回避を見せてくれたのは特筆に価する滑りでした。ただ、検定だから仕方のないことかもしれませんが、検定時は真剣を通り越して、受験者の目は恐ろしい状態になっていたと、スタート係が言っていました。級取得は大きな目標ですが、スキーライフにおいては級取得だけが大切でないということを理解しておいてほしいと願っています。
黒田守人検定員