ジュニア4級以下は、中央クワッド(下から見て)左側バーン下部。
ジュニア3級以上は、中央クワッド(下から見て)左側バーンで3種目とも滑ってもらいました。
検定時の気温 およそ1℃くらい
天候 晴れ
事前講習10:00~12:00
検定会:12:20~14:00
合格発表:16:20
主任検定員 初中級班事前講習 中野吉宏 (このはなSC)
検定員 上級班事前講習 黒田守人 (東鉢伏SC)
検定員 上級班事前講習 西本清 (東鉢伏SC)
スタート係 和田浩 (このはなSC)
1級の合格点は70点、2級は65点、3級60点、4級55点、5級50点です。ちなみに、1級の70点と2級の65点には関連性はありません。(2級で66点の人が、1級を受検すると66点という意味ではありません)。点数はオフィシャルブックに基づき、3人の検定員の評価の平均値(小数点以下四捨五入)を採用していますが、3検定員全員が合格点を与えた種目は太字表示としています。判定欄◎はバッジコレクター(判定級より1つ以上の上の実力があります)。
盛況だった一昨年の2月ジュニアテストを再びと強く願っていたものの、事前のネット申し込みは伸びず、悩んでいましたが、当日申し込みが意外に多く、17名の受検者とまずまずの検定会となりました。(1回の検定会の受検者は20名程度が理想と考えています)。天候、雪質もまずまずのコンディションでした。
初中級班は、プルークでの大回り、余裕のある人はプルークターンによる大回りも練習しました。年齢の低い受検者は、トレーンで滑るとそれなりのターン弧を描けるのに、一人で滑ってもらうとターンが描けないという状態でした。それでも、ペダルプッシングなどのバリエーション練習では、一生懸命にマネをしてくれていたのには感心しました。
上級班は2班に分かれて事前講習を行いました。後傾(子供ポジション)が目立ち。、角付のみの操作で滑る受検者もいました。
今シーズンに入ってからはポールを使ったタイムテストは行っておらず、今回も2010年からの新検定方式で行いました。1級受検者において、ビフ102番、103番は余裕の合格でしたが、そのほかの受検者については、ジュニアテスト独特のジャッジの難しさを痛感しました。特に、ジュニアテストの場合は1級をいきなり受検できるために、受検者の偏差(ばらつき)が大きい上に、当検定会ではスライド判定を取り入れているために、合否審議は一般のバッジテスト以上に時間を要しました。合格発表後の個別評価も可能な限り対応させていただきました。
検定合格は大切な目標ですが、それだけでなく検定会を通して、子供同士だけでなく親同士も仲間づくりしていただければと願っています。また、受検に参加していただけることはとても嬉しいことですが、あまり子供以上に親御さんの方が熱くならないでほしいということです。子供たちが、気長に、楽しく続けられる環境を整えてください。
最後に身内話で申し訳ございませんが、ハチ高原会場での検定会でレギュラー検定員としてお手伝いいただいている黒田検定員(東鉢伏SC)、西本検定員(東鉢伏SC)は、検定時の滑走の点数評価以外の詳細なチェックのみならず、過去の受検にさかのぼってまで受検者の滑りを覚えていたりするので、同じ検定員としても、ただただ頭が下がる思いです。